2013-05-10
天然ハーブであるヘナは、インド北西部のラジャスタン地方などに自生する低木植物で、植物染毛剤や薬剤、防腐剤として昔から一般的に使用されてきました。ヘナは天然染料ですので、副作用が少なく、化学染料とは違い地肌や毛髪を痛めることがありません。
ヘナには発色効果があり、肌や髪がオレンジ色に色づきます。ヘナの成分は毛髪のケラチンにからみついてハリコシつやをだし、紫外線によるダメージなども防ぐ効果があります。ヘナは、白髪染めとトリートメントが同時にできる自然由来の安全なカラー剤です。
天然のヘナは通常のヘアカラー剤とは違い、ブリーチ剤は配合されていないので黒髪を明るくする効果はありません。ヘナはあくまでも白髪にオレンジ色を付けるものです。インディゴ(木藍)という植物をヘナとあわせて使うと黒っぽく発色します。オレンジ色を打ち消して、茶色や黒色に近づけたい方はインディゴを併用して染めていきます。
実は、「ヘナ」と書かれてある商品がすべて天然成分で安心、というわけではありません。ナチュラルヘナは発色が安定しないため、化学成分が配合されているものが多くあります。これはナチュラルヘナと区別して、ケミカルヘナといいます天然成分100%のヘナやインディゴはすぐに発色はしません。個人差はありますが、6時間経過後に少しずつ酸化発色します。美容室でヘナカラーをしてすぐに茶色く染まる場合は確実にケミカルへナに間違いないと思います。
シャンプーは、ヘナと相性よいQrilシャンプー&トリートメントをお奨めします
京都の美容室hair Qrilでは、高品質の天然成分100%ハーブであるヘナとインディゴのみを使用して天然ハーブカラーを施術しています。